『ARMS』を遊ぶには「いいね持ち」とプロコンのどっちが最適か

『ARMS』はいいね持ちとプロコンの、どちらが良いんだろう

5月27日〜28日に実施されたニンテンドースイッチ『ARMS』の先行体験会。もちろん僕も参加して、発売前の『ARMS』をめいっぱい楽しみました。

そんな『ARMS』といえば、ジョイコンを縦に持つ「いいね持ち」という、独特なコントローラーの持ち方が注目を集めています。僕自身もいいね持ちとプロコン、どちらで遊べば良いか色々と迷っているので、情報の整理をしながら考えてみたいと思います。

いいね持ちのメリット&デメリット

いいね持ちは直観的に遊べるから、めっちゃ盛り上がる！

いいね持ちのメリットは、とにかく直観的に遊ぶことができて、なおかつキャラクターを動かしているだけでも面白いということ。特に必殺技を発動して連続パンチを相手に決めた時は最高に気持ち良いです。これならコントローラーでの操作が苦手な人や、小さいお子さんでも（ガチ対戦じゃなければ）楽しく遊べるでしょう。

いいね持ちなら本体さえ買ってしまえば、追加投資無しでOK！

いいね持ちは本体に付属しているジョイコンとストラップさえあればOKなので、ニンテンドースイッチ本体さえ購入してしまえば、必要なものは全て揃います。ソフトさえ買ってしまえば、あとはもう大丈夫。2人で同時に遊びたい場合は、もう1組、ジョイスティックとストラップを購入しましょう。「ストラップはいらなくね？」って思うかもしれませんが、個人的には必須アイテムです。これがないと、夢中になって腕を降ってる時にジョイコンが手からすっぽぬけて思わぬケガに繋がったり、テレビが破損するといった危険があります。ストラップは忘れずに！

いいね持ちは操作が独特で、慣れるまでは歩くだけで一苦労

これはいいね持ちのデメリットになるのですが、両手にジョイコンを縦持ちするという独特の操作性は、慣れるまでそれなりに苦労します。なんというか、どうしても十時キーやボタンがある面を平らに持つクセが抜けない人が凄く多そう。（僕もその一人です）

これは本当、慣れの問題ですが「いいね持ち」という名前の通り、常に親指が上になるように手の向きを意識したらだいぶマシになりました。。「バーチャロン」というロボットゲームを知っている人であれば、あれの操作時に使うツインスティックを握る形といえば、分かりやすいかなと思います。

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↑こういう形のやつです。

プロコンのメリット&デメリット

プロコンは持った瞬間、自由自在にキャラクターを動かせる！

もうね、プロコン最大の利点は「操作しやすい」という一点に尽きます。もう、圧倒的に操作しやすい。特にキャラクターの移動がやりやすいんです。

いいね持ちは左に移動したい場合、両手に持っているジョイコンをどちらも左に傾ける必要があるのですが、「十字キーでキャラクターを動かす」という従来の考えに慣れてると、左手はともかく右手がなかなか動かせなw　そのため、いいね持ちの操作に慣れてないと対戦中は移動すら満足に行えず、棒立ちになってしまいやすいです。

あと当然、パンチもボタン一つで出せるので、毎回腕を振らなくてもいいです。ちょっと『ARMS』の魅力を根幹から否定しちゃいそうですが、腕を振るよりもボタンの方が楽なのは事実。長時間プレイやガチプレイにはプロコンが必須になってくるのかなぁと。

Nintendo Switch Proコントローラー

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プロコンなら充電しながら遊べるのが、隠れたメリット

プロコンであれば、コントローラーを充電しながら遊べるという、隠れたメリットもあります。これからニンテンドースイッチを購入しようと思っている方々のために書いておくのですが、『ARMS』のいいね持ちに使用するジョイコンは、コンセントに繋がっているニンテンドースイッチ本体にセットすることで充電できます。つまり、いいね持ちをして遊んでいる間は当然のことながら、スイッチ本体から外れている状態のため、ジョイコンの電池が切れたらゲームが遊べなくなるのです。

ジョイコンの電池切れを防ぐためには毎回、ゲームを遊び終えたらスイッチ本体にセットして充電しておけば良いのですが、この時に先ほどお話に上がったストラップを毎回外す必要があるというのがちょっと面倒くさい…。ジョイコンが飛ばないようにするためのストラップなので、取り外しの時にちょっと力が必要なんですよね。

その点、プロコンなら電池が切れても充電しながらプレイできるので、凄く楽です。プロコンの充電に必要なのはUSB端子。ニンテンドースイッチの本体をセットするドックにはUSB端子が1つしかありませんし、『ARMS』をプロコンで遊ぶようなガチ勢はネットのラグ対策のためにRUNアダプターを付けていると思うんですが、プロコンはノートPCやPS4などにUSB接続しておけば普通に充電できます。さらにAndroidを使ってる人なら、スマホの充電ケーブルがそのまま流用できちゃうことも。これ、意外と便利なんです。

USBさえ繋がれば、プロコンはノートPCやPS4からでも充電できちゃいます。

対応していれば、Androidの充電コンセントだって流用できちゃう！

プロコン最大のデメリットは、とにかく高いこと！

プロコン最大のデメリットは、とにかくコントローラーが高いこと。8,000円くらいするのです。この金額なら、ソフト買っても余裕でお釣りがきます…。

ただ、ジョイコンと同様にHD振動が採用されてるからこれまでとは次元の異なる体験ができますし、ニンテンドースイッチのゲームを遊ぶ上では最強のコントローラーであることは間違いありません。「ゼルダ」や「スプラトゥーン2」を遊ぶ人であれば、買って損はないでしょう。快適具合は段違いです。

特に今後「スプラトゥーン2」を遊ぶ予定のある人なら、ちょっとキツいかもしれないけども、プロコンを買っておいた方が幸せになれます。個人差はあると思いますが、僕は1月のスイッチ先行体験会や先日行われた先行試射会をプレイした上で、そう結論付けました。

ただどうしても、お小遣いが足りなかったり、「コントローラーに8,000円はちょっと…」と思う人もいるはず。そんな人は充電グリップの購入がおすすめ。これなら従来のコントローラーに近い形でプレイできるし、充電問題も解決。価格もプロコン買うより断然安いです。ニンテンドースイッチ本体に最初から付属されているグリップには充電機能が無いんですよね。充電機能、最初から付いてても良かったと思うんだけどなー。