『VR ZONE SHINJUKU』を体験!全体の感想や行く前に知っておきたいことなど。
『VR ZONE SHINJUKU』に行ってきたので、感想でも!
新宿歌舞伎町にドドン!とオープンした『VR ZONE SHINJUKU』、VRコンテンツ好きな僕としては見逃せるわけもなく、さっそく行ってきました。実際に体験して見えてきたことや、事前に知っておきたいことなど、色々とまとめてみます。これから行く方々の参考になれば幸いです。
【参考サイト】
『VR ZONE SHINJUKU』公式サイト
「これはヤバイ!夢が叶う!」「怖すぎて足が震える!」「めっっっちゃ楽しい!!」
2016年、東京お台場。
「最先端のVR技術」と「独自の体感マシン」で未だかつてない圧倒的な没入感と現実感を生み出し、3万7千人の体験者を驚愕と熱狂の渦に巻き込んだ、VRエンターテインメント施設「VR ZONE Project i Can」が、ついに復活です!今度の会場は、新宿ど真ん中の巨大専用施設「VR ZONE SHINJUKU」。
アナタの夢や好奇心を叶える「驚愕のホンモノ体験」を新たにタップリ用意して、いくつもいくつも詰め込みました。思わず身体が反応し、びっくりするほど大きな叫び声や歓声を上げてしまう。
そんな非日常体験で気の合う仲間と思いっきり羽目を外してみませんか?待っているのは、全てが一生に一度クラスのレア体験。心の準備はいいですか?
『VR ZONE SHINJUKU』は事前予約をしておくのが吉!
今回オープンした『VR ZONE SHINJUKU』はその名の通り新宿にあるので、「お買い物のついでにちょっと行ってみよっかー」なんて感じにもなるのですが、割と早めに入場規制がかかります。平日の午前中であれば当日券の購入でも問題ないでしょうが、混み合う夕方以降の時間帯や祝日なんかは、あらかじめ公式サイトから入場チケットを事前予約しておくほうが安心でしょう。
チケットは入場チケット&4つのVRアクティビティが楽しめる「1day4チケットセット」を買うのが安定です。ただしこのチケットがちょっと特殊。施設内のアクティビティは4つの色に分かれていまして、「レッドチケットで遊べるのがコレとコレとコレ」、「ブルーチケットで遊べるのがソレとソレとソレ」といった形で、チケットによって体験できるアクティビティが分かれているのです。
なので、自分が体験したいアクティビティの種類が限られている場合は、チケットをバラ売りで購入するのも手です。僕は「1day4チケットセット」を購入しましたが、恐怖&絶叫系のアクティビティは苦手なので、レッドチケットを使わずに余らせてしまいました。うーん、もったいない。
ただし前述の事前予約をする場合は、今の所「1day4チケットセット」でしか予約できません。祝日に思いっきりVR体験を楽しみたい人は事前予約で1day4チケットセットを購入し、「エヴァとかマリカーのVRだけ、さらっと遊びたいんだけど?」って人は、平日の空いている時間に行って、バラ売りでチケットを購入するのが賢い選択になりそうです。
『VR ZONE SHINJUKU』の目玉、エヴァとマリカーは本当に面白い!
『VR ZONE SHINJUKU』には施設オープン時点で12個のVRアクティビティがあります。その中でも多くのメディアに掲載されていて、注目を集めているものといえば、エヴァとマリカーでしょう。実際、僕が体験した日もこの2つだけ、待ち時間が40分前後と多めになっていました。(ほかのアクティビティは0分〜15分くらい)。
どちらも体験できたので、それぞれ簡単な感想を書いてみます。
まず、始めに体験したのは「エヴァンゲリオンVR 魂の座」。『VR ZONE SHINJUKU』のサイト内に、実際にVRゴーグルを通して見えてくる映像のイメージなどが動画で上がっているので、ぜひ見てみてください。
今回、僕は零号機に乗りました。VRゴーグルを通して自分の身体を見ると、零号機のパイロット、綾波レイを彷彿とさせる白いプラグスーツが見えるじゃありませんか!あれ、もしかして僕、女子中学生になっちゃった? 前前前世しちゃった? なんて感じで、一気にテンションが高まります。しかし、限界まで首を下に向けても、女子中学生の身体になった僕にあるべき胸の膨らみが見えません。ちくしょう、男のロマンがすぐそこにあるはずなのに!
そんな感じで首をひねり続ける僕の耳に、「正規パイロットと連絡が付かないので、臨時であなた達に乗ってもらいます」という葛城ミサトさんの声が。そうか、僕の目に映っているのは綾波レイの身体ではなく、白いプラグスーツを来た自分なのか。そこで若干落ち着きを取り戻した自分がキモいです。
しかし、そうこうしているうちにコクピット内にLCL溶液が満たされるわ、リフトで一気に急上昇するわと興奮の連続。そして突然、目の前に現れる巨大な使徒!もうね、本当に不気味で怖い。これまでテレビ版や劇場版で「シンジってビビリやな、プッ」と笑ってしまってごめんなさい。あんなん無理ですわ。
それでもネルフの方々に言われるがまま、武器を持って使徒と戦闘することに。もちろん、使徒の攻撃によって倒された時は、「動けっ!動けっ!動いてよっ!!」と、操縦レバーをガチャガチャやります。初号機じゃなくても、ちゃんとエヴァはパイロットの気持ちに応えてくれるはず。
今回は爽やかイケメンな男子学生2人と、3人でチームを組んだのですが健闘及ばず敗北してしまいました。敗北シーンの絶望感が本当に「あっ……あぁっ……! うわああぁぁぁぁっっ……!」って感じなので、ぜひ体験してほしいです。
次に体験したのは、「マリオカート アーケードグランプリVR」。こういう乗り物系のVRコンテンツは酔いやすくて心配だったのですが、思いの外大丈夫でした。なんでだろう、ほかのアクティビティと違って、プレイヤーの視点が低めだったからかな。
このアクティビティでは通常のVRゴーグルに加えて、両手にグローブ型のコントローラーを取り付けるという特徴があります。プレイヤーが乗り込むカートは「マリオ」「ルイージ」「ピーチ」「ヨッシー」の4種類あるのですが、ゴーグルを通して自分の手を見ると、それぞれのキャラクターの手になっているというユニークな仕掛けになっているのです。僕はヨッシーでした。
操作方法は右足のアクセルで加速して、ハンドルでコースを進んでいくというマリオカートそのもの。緑甲羅やバナナといったアイテムはコース上に浮いていて、直接触れるイメージで手を上げれば獲得できます。使い方も、手を振ればその方向にアイテムが飛んでいくという直感的なもの。巨大なパックンフラワーやドッスンが目の前に迫ってくる迫力は、まさにVRって感じです。
今回のレースでは、非情なまでに甲羅を投げまくって、見事僕が優勝しました。トップが確定して最後のストレートをアクセル全開で走り抜ける瞬間がとっても気持ちよかったです。ドヤァ。
『VR ZONE SHINJUKU』に行く前に知っておくと良いこと
そんなこんなで、思いっきり『VR ZONE SHINJUKU』を堪能したわけですが、事前に知っておくと良さそうなことをいくつか。
まず、一つ目ですが、一人で遊びにいくのはちょっと辛いかもということ。エヴァやマリカーなど目玉コンテンツとなっているVRアクティビティは3〜4人グループで挑むのですが、その際メンバー全員が強制的にボイスチャットで繋がっているのです。このメンバーが全員、知人や友達であればまったく問題ありません。むしろ、ボイスチャットがあることでめっちゃ盛り上がります。
しかし2人グループ&ボッチという組み合わせでグループができちゃったりすると、やっぱりちょっと気まずいです。さすがに初対面の人とのボイスチャットで、「うおー!」「すげえええ!」「ぎゃああああ!!」と声に出したり、使徒に向かって「倒れろ、倒れろ! 倒れなさいよおおおおおっっ!!」と叫ぶ勇気は僕にはありませんでした。マリカーに乗ってる時も知らない方に向かって、「ヒャッハー!甲羅を喰らえー!」というのも、人としてどうかと思いますし…。だから僕は無言で甲羅を投げ続けました。レースが終わってゴーグルを外したとき、ほかのプレイヤーの姿はもうありませんでした。情け無用。
ある程度は係の人が臨機応変に調整してくれますが、やっぱり数人で遊びにいったほうが楽しいと思います。
それと女性の方は、VRゴーグルやヘッドフォンが付けられる髪型にしておく必要があります。あと、アクティビティによっては、ミニスカートは危険かもしれません。特にエヴァは足を伸ばして座るんですが、VRの映像に驚いて脚を上げちゃったりすると、いやーんなことになります。また、本人はVRゴーグルを装着しているため、そんな状態に気付けないというのも危険ポイント。思いっきりVRを体験するためにも、ちょっと自衛しておいたほうが良いでしょう。
色々と好き勝手書きましたが、総合的にはかなり楽しかったです。アクティビティの質も、施設自体の質も、お台場時代の「VR ZONE」から相当進化したと感じました。
アクティビティごとに専用のコントローラーやシートが用意されているので、PSVRのような家庭用コンテンツとはまた違った体験が楽しめるのもオススメポイントです。
友達と盛り上がるのはもちろん、デートスポットとしても優秀な施設なので、想像をはるかに超えるVR体験に興味がある人は、ぜひ足を運んでみてくださいー♪
最近はスマホでも手軽に、VRが楽しめるようになってきましたね。この流れはますます、加速していくはず!
PSVRは相変わらず、品薄状態が続きますなあ。発売直後と比較して、だいぶ価格は下がったけど……。
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