福引の結果と上唇。

a0001_010076

ドラクエ10には福引きというコンテンツがある。よく商店街の一角でやっているような、ガラガラと回る道具(なんていうんだろうね、アレ)を回して、出た玉の色で当選内容を決めるという一般的なものだ。

福引きを遊ぶには福引券が必要だ。それは毎日チョチョイと遊ぶとチョチョイと貰えるものなんだけど、こういうものはいくらあっても足りないということはない。むしろいくらでも欲しい。福引きがドラクエ10に実装されて早数か月、僕は頑張って福引きを引いているが世間一般で”当たり”と呼ばれる、大変価値のあるコインを当てたことがない。ちなみにそのコインは時期にも依るけれど、平均的に僕の全財産の半分程の価値で売買されている。決して裕福とは言えない僕のドラクエ10お財布事情の中、そのコインは是が非でも当てたいものである。

そんな僕に千載一遇のチャンスが訪れた。ドラクエ10プレイ開始から270日経過した特典として、福引券20枚が贈られたのである。福引20連続である。この福引券の束を見せつけたら、流石の福引き担当職員もたじろぐに違いない。いざ、勝利を我が手に!

僕は福引券20枚に念を込め、バシッと机に叩き付けた。

「福引き20回、お願いします!」
「お、お客さんもプレイ特典かい。よしきた。頑張ってくれよ」

職員さんは束ねた福引券を「ひい、ふう、みい」と数えながら応援してくれる。負けられない戦いがここにある。そろそろ1度くらい、”当たり”とやらが当たってもいい頃合いだ。僕は気合いを入れるため、愛用のコントローラーをウェットティッシュで丁寧に拭いた。なんとなく昔から、ゲームの勝負所に差し掛かるとコントローラーを綺麗にする癖がある。ゲン担ぎというやつだ。

「はい、確かに福引き20枚。どうぞ、20回引いとくれ」

職員さんの声を聞いて、僕は一つ深呼吸。そしてピカピカに光るAボタンをグググツと押し込んだ。以下、20回連続で福引きを引いたリアルな記録である。

======================================
5等 2回
6等 3回
7等 4回
8等 8回
9等 3回
======================================

「はい、お疲れ様でしたー」

職員さんが20回分の景品をまとめて手渡してくれる。僕は白目を剥いたままそれを両手で受け取った。ぐぬぬぬぬ。オチも何も無い結果にただただ唇を噛みしめるばかりである。ちなみに下唇を噛むと凄く悔しい顔になるのだが、上唇を噛むと凄く間抜けな顔になるから注意してほしい。決してこの文を読んだ後、「どれどれ」と試さないでほしい。いいか、絶対に試すんじゃないぞ。上唇を噛むと凄く間抜けに(以下略)

それにしても良い加減、”当たり”が出てもいいと思うんだけどなあ。

  • Facebook
  • twitter
  • Hatena
【スポンサードリンク】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>