レトロゲーム×ラブコメ要素が満載の「ゲームやるから100円貸して!」が面白い
本屋さんでゲーム関連の面白そうな本を見つけたら無条件で買ってしまう僕。今回見つけたのは、レトロゲーム好きの女性上司と、一般人の男性部下の関係を描いた「ゲームやるから100円貸して!」というコミックスです。
作中では有名なレトロゲームが紹介されて上司がそれにのめり込み、部下が突っ込むというのが基本スタイル。「ハイスコアガール」で知られる押切蓮介氏が「訴えられないよう祈っております。」と書いた紹介文がなんとも物騒ですが、「ゲームやるから100円貸して!」が始まったのは例の裁判後なので、きっとそのへんのケアはしてるはず・・・(笑)
【参考記事】
ヤングエースUP 「ゲームやるから100円貸して!」紹介ページ
レトロなゲームが繋ぐ8bitラブコメ!
杉田君の上司は、有能だけど性格がちょっとキツい弓原さん。ある日、杉田君が静かにお昼を食べようとして見つけたレトロな喫茶店「デットコピー」に入ると、昔懐かしいゲームが遊べるテーブル筐体で遊ぶ女性を見かけて…!? 有名レトロゲームの「デッドコピー(海賊版)」が繋ぐラブコメディ!
オフィスが舞台になったゲームマンガって珍しいかも
ゲームを題材にした作品って最近増えてきましたけど、その中でも「社会人が主役になった作品って珍しいかも」と思ったのが購入のキッカケでした。第1話で1978年に発売された「スペースインベーダー」の時には二人とも生まれていないとしているので、二人は20代半ばとかなのかな。(見た目的にも若いし)
作画も非常にキレイで、どちらかというと少女漫画に近いかも。とりあえず仕事とプレイベートのメリハリが聞いた弓原補佐が良い味だしてます。やっぱ魅力的なキャラってギャップが大事なんだなー。ギャップ萌えこそ王道にして至高なのかもしれない。
連載されているヤングエースUPでは第1話から最新までマルっと公開されてるので、気になる方はぜひ。1話完結なんでとても読みやすいです。。というか全話公開中って凄いなあ。最新話だけ公開とかなら分かるんだけど。
ただウェブサイト版とコミックス版を比較すると、いろんな所で修正が入ってました。特に1話では、部下である杉田君の表情がだいぶ変わってます。どちらかというとコミックス版のほうがクールかな。まあ話の大筋は変わってないので、とりあえずネットで全部読めちゃうウェブ版か、紙で読めるコミックス版か、好みで選んで大丈夫そうです。
レトロゲームって世の中に出てからもう何年、何十年も経っているのに、未だにその魅力が色褪せていないから不思議。昨年、これまでのゲームの歴史を振り返った「ゲームオン」に行った時もそんな感想を持ちました。
「ゲームやるから100円貸して!」に出てるようなテーブル筐体のゲームだと、最近は秋葉原の「スーパーポテト」と高田馬場の「ミカド」でちょっと遊んだかな。レバー操作するために座ると肩幅がキュッとするし画面の角度も決してベストじゃないんだけど、なんとなく風情があって楽しくなっちゃうのも事実。
今、僕たちがゲーセンで何気なく遊んでいる筐体もあと10年、20年もすればレトロゲーム扱いになるんだろうなあ。そう考えると、レトロゲームの保全運動って凄く大事な気もしてきた。まあ、さすがに自宅に筐体を置くのは厳しいですけどねー。
とかいいつつ、「自宅ゲーセン」っていうのも憧れる・・・。夢以外の何物でもない・・・。
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