『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』初日の感想とプレイレビュー。 いつもの桃鉄が帰ってきたー!
※2017年2月23日追記
桃鉄シリーズから増資が無くなった理由を、100年プレイしながら考えてみました。
『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』初日の感想とプレイレビュー
待ちに待った桃鉄がいよいよ発売されました!我が家では嫁ちゃんの分も含めて2本、ゲット。桃鉄はずっと据え置き機で遊んできたので、携帯機の3DSでのプレイは初めてだったんですが、今の所は特に違和感なくプレイできてます。
恒例の100年プレイは年末年始にとっておくとして、取り急ぎ初日の感想とレビューなんかをまとめてみます。
【参考サイト】
『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』公式サイト
6年ぶりの新作でも、手触りはいつもの桃鉄!
今回の『桃鉄2017』に収録されているモードは、その名の通りプレイヤーが一人で遊ぶ「ひとりで桃鉄」と、複数の3DSを持ち寄るor1台の3DSを使って遊ぶ「みんなで桃鉄」の2種類。どちらも、最大100年までプレイ年数を設定できる「いつもの桃鉄」と、3年という限られた時間でサクっと遊べる「桃鉄3年決戦!」の2種類からルールが選べます。
僕は桃鉄シリーズを買ったら、最低1回は100年プレイをしていますが、今日はとりあえず「桃鉄3年決戦!」をプレイ。スタート資金1億円、急行周遊カードとぶっとびカードを1枚づつ所持した状態で、3年後の総資産を競います。プレイヤー1人、CPU2人で遊びましたが、40分くらいで終わりました。これがプレイヤー3人だと1時間くらいかかるでしょうが、久々にあった友達や親戚なんかとプレイするにはこれくらいのボリュームがちょうど良いと思います。
ちなみに『桃鉄2017』初プレイは2位で終わりました・・・。所持金数百万ぐらいまで物件に投資して、トップの楊貴妃に最後の年3月に貧乏神を付けたのに追いつかず・・・。最後の月、貧乏神が変身して無駄にターンを消費しなければ勝てたかも・・・。悔しい・・・w たった3年プレイでもこんなドラマが生まれるんだから、やっぱり桃鉄シリーズって凄いです。
過去シリーズと比較して大きく手触りが変化することもなく、『桃鉄2017』もいたって普通の桃鉄って感じです。唯一気になったのは、ターンの始めに月が表示される時のカレンダー演出が無くなったのと、ターンの始めにオートセーブが走ること。特にオートセーブはプレイのテンポが悪くなるので、設定からオフにしちゃいました。「俺は毎月セーブして、強制的にリセットしてやり直すという行為を阻止したいんだっ!」みたいな理由がない限り、基本的にはオートセーブは外しておいたほうがストレスなくプレイできそうです。
それと桃鉄とは切っても切れない関係のカードですが、過去シリーズにあった「急行系」「便利系」という区分けが無くなっていて、最大8枚のカードが持てるようになっています。過去作まではとにかく「急行系」のカードが無くなったら大ピンチというくらい、急行、特急、新幹線といったサイコロを増やすカードが重要でしたが、『桃鉄2017』ではカード枠が統合されたことでそこらへんのバランスが大きく変わりそうな予感がします。前作以上に、どのカードを持ち歩くかでプレイヤーのセンスが問われそうですなあ。
『桃鉄2017』のデザインは遊んでいけば慣れるかも?
『桃鉄2017』といえば、桃太郎と貧乏神以外のデザインが大きく変更になったことで、大きな話題を集めました。特にキングボンビーのデザイン変更は「誰や、オマエっ!?」の一言。まあデザイン変更には色々と大人の事情があったんでしょうし、仕方ないのかなって感じ。個人的にはキングボンビー以外のデザインはだいぶ慣れてきました。特に夜叉姫が可愛い。夜叉姫が超可愛い。(大事なことなので2回書きました)
キングボンビーは「いつもの桃鉄」で50年くらいプレイしたら慣れるのかな。こうして新作を遊べているだけでめちゃくちゃ幸せなのですが、贅沢を言わせてもらえば前のデザインに帰ってきて欲しいなぁ。あんなに嫌いだったはずなのに、いざいなくなるとこんなに寂しいだなんて。愛されてたんだなぁ、キングボンビーって。
『桃鉄2017』対戦プレイに必要なものを再確認しておこう
『桃鉄2017』は年末年始のお休み前に発売されるとあって、久々に友人や親戚たちと遊ぼうと思っている人も多いかと思います。ベストの環境は、人数分の3DSと『桃鉄2017』のソフトを揃えることですが、ちょっとそれが厳しい時は、人数分の3DSと1本の『桃鉄2017』があれば対戦プレイが遊べます。この場合、ソフトが入っていない3DSはニンテンドーeショップから「持っている人と対戦版」というソフトをダウンロードしておきましょう。詳細は『桃鉄2017』パッケージの中にチラシがあるのでそちらをチェック。(DL版の人は直接、ニンテンドーeショップをチェックしましょう。)
当然のことながら、ソフトのダウンロードにはインターネット環境が必要です。年末おじいちゃん・おばあちゃんの家に集まった際に「この家にネット環境が無えっ!」ということも十分考えられるので、注意しておきましょう。
人数分の3DSが無いorなんらかの理由で「持っている人と対戦版」が用意できない場合は、1台の3DSと1本の『桃鉄2017』を使って、本体をみんなで回しながらプレイできます。据え置き機の過去シリーズで人数分のコントローラーが無いときに、1つのコントローラーを数人で共有した人も多いと思いますが、まさにあんな感じ。ただ今回は携帯機なので、ちょっとやりにくそうですね・・・まあ最終手段ということで。
なお、人数分の『桃鉄2017』が無い状態で対戦を行う時は、「桃鉄3年決戦!」のルールでしか遊べないので、ここにもご注意を。みんなで「いつもの桃鉄」を遊びたいのであれば、『桃鉄2017』ソフトが人数分必要になります。
とにもかくにも、一度は絶望視された桃鉄の新作がこうして発売されたのが喜ばしいの一言。今作が売れたら、さらに続編も期待していいのかな。とりあえず、年末年始は『桃鉄2017』をじっくり遊びたいと思います。さーて、100年やるぞー!
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