PS4で初の版権シリーズとなる『スパロボV』初日の感想とプレイレビュー。スキル育成がとっても悩ましい・・・w

『スパロボV』を少し遊んでの感想とプレイレビュー

版権モノとしては初めてPS4に登場した『スパロボV』をマイペースで遊んでます。なんだかんだ20年近くこのシリーズを遊んでるんですが、新作が発表されるとやっぱりワクワクしちゃいますね。基本的なルールはほとんど変化していないのに、こうして新作が出続けるというのは凄いものです。

前作のZシリーズは、PS2→PSP→PS Vitaと辿ってプレイしたので、据え置きでスパロボを遊ぶのは本当に久しぶり。PS3をすっ飛ばしてPS4で遊ぶことになりました。

とりあえず10話ほどまで遊んだので、それまでの手触りを感想&プレイレビューとしてまとめます。

サクサクとしたゲームテンポで遊びやすさは抜群！

今回の『スパロボV』ではマップ上のユニットが、前作『スパロボZ 時獄・天獄編』までの顔グラフィック表示から立体的な表示に変更になりました。これはまあ好みによるところが大きいのでしょうが、個人的にはミニチュア感がある立体表示の方が好きです。

前作から引き続き、戦闘シーンも簡易戦闘の演出すらスキップできるようになっていて、かなりサクサク。戦闘シーンが飛ばせなかった昔の『スパロボF』が何かの間違いだったのではないかと思えるくらい超快適です。シミュレーションゲームって全体のゲームテンポがめちゃくちゃ重要な要素なんですが、今作はしっかりと良ゲー・神ゲーのハードルを超えてきた印象を受けました。

それと地味に便利なのが、行動終了時や敵フェイズ中に攻撃を仕掛けられた時も精神コマンドが使えるようになっていること。回避率30%前後の囮ユニットを特攻させて運悪く何度か被弾してしまい、いよいよピンチ！って時に精神コマンドが使えたりできるので、かなり便利。特に100%相手の攻撃を回避する「ひらめき」の価値が上がっています。

『スパロボV』に登場する参入作品も要チェック！

『スパロボV』の参入作品で1番目立つ立ち位置にあるのは、やはり「宇宙戦艦ヤマト2199」のメンバーでしょうか。厳密に言うとスーパーロボットではなくてスーパー戦艦って感じですが、ストーリーの中心となって大活躍してくれます。ユニット性能も高く、こんなに強い戦艦って初めてなんじゃないかと思うほど。これからどんなパワーアップを果たすのか、今から楽しみでなりません。

それと30歳前後の世代にドンピシャだと思うのが、「勇者特急マイトガイン」！キャラクターやロボットを見るたびに「あー！いたいた！こんなんいたわ！」と懐かしい気持ちになります。さすがにストーリーまでは覚えていませんが、これもゲームを楽しむチャンスと思い、あえてwikiなどで調べたりせずにプレイを続けています。

あと個人的に嬉しい参戦となったのが「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」。過去作品の『スパロボMX』ではナデシコが好きすぎて、ルリルリの射撃を最大の400にまで育成して戦艦無双プレイを楽しんでいました。『スパロボV』では最強の戦艦はヤマトに譲ってしまいそうなんですが、キャラ愛で押し切るのも『スパロボ』シリーズの楽しみ方の一つですし、今回もルリルリを育成しまくろうと思います。電子の妖精、今回も眩しすぎるでぇ・・・。

あれやこれやと考えるスキルカスタマイズが本当に面白い。そして悩ましい。

『スパロボV』では”Tacポイント”を使って新しいスキルを開発し、キャラクターにセットする形でスキルカスタマイズができます。『スパロボZ』で登場していた”PP”と”Zクリスタル”が一緒になったって感じですね。過去作だとスキル育成したいキャラクターで敵にトドメを刺さないとPPが溜まらなかったので育成がちょっと大変だったんですが、『スパロボV』ではそれを気にせず戦えるようになったので、僕はこのシステムを気に入っています。

『スパロボV』ではこのTacポイントの使い道に、とにかく頭を悩ませることになります。「闘争心」や「気力限界突破」といった、これまでは1度習得してしまえば一定の効果が出ていたスキルも「底力」や「シールド防御」のようにレベル制が採用されたので、どのスキルを優先して習得させれば良いか想像以上に悩む！w

アレもコレも最大レベルまで育てたいのはもちろんですが、Tacポイントがどう考えても足りない。ここまで足りないとなると、思わずボーナスシナリオの購入も検討せざるをえない・・・。まあ全滅プレイで稼ぐこともできるでしょうし、ここらへんは各自お財布と相談ということで・・・。それに周回プレイをするって手もありますしね。

「スパロボ」ファンであれば、安定して楽しめる1本

『スパロボV』はシリーズファンであればなんの違和感もなく遊べるようになっていました。特にヒュッケバインやグルンガストといった、古参ファンには嬉しいユニットが参戦しているのも嬉しいポイント。懐かしい戦闘BGMが流れてきた時は魂が震えましたね・・・！参戦作品や登場ユニットに思い入れがある人は、確実に楽しめるかと。

さて、初日の感想はこれくらいにして『スパロボV』のプレイに戻りたいと思います。よーし、ルリルリ鍛えるぞー！（ほんと、こればっか）