【ポケモンGO日記その3】歩け、オレ。
僕は今年に入ってから在宅でお仕事をしていまして、文字通り一日中、部屋の中でパソコンのキーボードをカタカタと叩いております。誇張抜きで平日は近所のスーパーぐらいにしか出かけないし、会話する人も嫁ちゃんしかいない。完全にひきこもりになっていて、さらにこの生活を思いのほか快適だと感じているのだから我ながらタチが悪い。
ポケモンGOはいろんな場所で新しいポケモンに出会うのが面白いのに、完全にその要素をスルーしてしまっている。自宅からアクセスできるポケストップの周辺には相変わらずドードーばかり出現し、さすがにこの状況には僕も参ってしまった。このままでは151匹のポケモンを集める前に151匹のドードーが集まってしまう。どうにか新しいポケモンを手に入れることはできないだろうか、何か手はないかとポケモンGOを遊んでいると、”タマゴ”というアイテムを持っていることに気付いた。
ポケモンGOではポケモンのタマゴというアイテムが手に入り、これを”ふかそうち”という特殊なアイテムにセットして数kmほど歩くと、タマゴからポケモンがゲットできるという仕組みがある。タマゴからどんなポケモンが出てくるかは、孵化してみないと分からない。僕はこのタマゴの存在をすっかり忘れていた。そうだ、タマゴを孵化させればドードー以外のポケモンが手に入るじゃありませんか!
そんなわけで早速手持ちのタマゴを装置にセット。どうやら今回のタマゴは2kmほど歩くと孵化するらしい。「2キロなんてすぐだろう」なんて軽い気持ちで普段通りの生活を送り、就寝前にポケモンGOをチェックしてみるとビックリ仰天。なんとそこには0.7kmという文字が。
……どうやら僕は毎日700mほどしか歩いていないようだ。決して褒められる生活をしていないことは自覚しておりましたが、いざこうして具体的な数字を見せられると心に刺さるものがある。700mって。さすがに700mは酷すぎる。
ちなみに不動産の世界ではよく「駅まで徒歩○分」みたいな書き方をしますが、これは1分あたりの移動距離を80mで計算しているそうです。700mというのはまあゆっくり歩いても10分程度。ちょうど近所のスーパーに往復するぐらいの時間と合致する。凄いなポケモンGO。GPSの精度もここまで上がっているのか。
それでも怠惰なひきこもり生活を続けること3日間。僕は3日かけてようやく一つのタマゴを孵化させることに成功した。ゲットしたポケモンはイシツブテ。このポケモンは最後まで進化させればゴローニャになれる。ゴローニャといえば初代ポケモンにおいて通信交換だけで進化できた4匹の特殊なポケモンの内のひとつ。なんだか特別感があっていいじゃないか。
新しいポケモンをゲットできたのはやっぱり嬉しい。「……そ、外に……出てみようかな……」なんて嬉しさのあまり、ついそんな独り言を口にしてしまう。いやほんと、毎日700mしか歩いていなかったのは流石に酷過ぎた。
まだまだタマゴはたくさん持っている。新しいポケモンもゲットできるし、運動不足の解消にもなる。今日はちょっと、いつもより回り道してお買い物に行こうかなー。
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