PS4版「初音ミク -Project DIVA- X HD」感想とプレイレビュー
期待通り、PS4版として綺麗に生まれ変わったミクさんの晴れ舞台を見よ!
なんだかんだ気になって買ってしまった『初音ミク -Project DIVA- X HD』。硬派なゲーマーになろうと『KOF14』を狙っていたのに、気付けばすっかり萌え豚になっておりました。まあミクさん可愛いから仕方ないですね。可愛いは正義。
というわけで『初音ミク -Project DIVA- X HD』を4時間ほど遊べたので、感想的なものをつらつらと。いやぁ、PS4のミクさんはやっぱり綺麗!
グラフィックは期待通り超絶進化! これが未来のミクさんやっ!
ミクさんのゲームを買うのはこれが4本目。すっかり我が家の定番ソフトとして確固たる地位を築いた感があります。vita版のミクさんも昨年のゲームショウなどで遊び十分綺麗だなぁと感じてましたけど、PS4版のグラフィックはやっぱり別格。
このゲームはもうPSP時代にゲーム性はほぼ完璧だったので、今回は「より綺麗なグラフィックで流行の曲を歌ってくれたらそれで良し!」という期待感だけで本作を購入。結果、見事にその期待に答えてくれました。大きいテレビに綺麗なミクさんというのはもう、それだけで操作してて気持ちよいものです。
ここ数年は積極的にボーカロイドの新曲を追いかけたりしていないのでソフトに収録されている曲は知らない曲がほとんどでしたが、夕暮れの物悲しい雰囲気と韻を踏んだ独特な歌詞が光る「独りんぼエンヴィー」や、クラブ感たっぷりで遊んでいてとにかく楽しい「愛Dee」など、気に入った曲にも出会うことが出来て良かったです。あとはユビートで好きだった「ロストワンの号哭」が入っていたのも嬉しかったなあ。
メインモードにはストーリーが付きました
いわゆるメインモードは「いろんな曲を遊んで解放していきましょう」って流れでして、プレイの合間にアドベンチャーゲームのような会話シーンが挿入されます。まあミクさんたちボーカロイドはみなさんとても素直でよい人たちなので、特に何か大きな事件が起こるわけでもなく平和な話が淡々と進みます。
「ストーリーはいい!ワイはさっさとリズムゲームがしたいんやっ!」という方には、いつも通りフリープレイということで曲と難易度を選んですぐに遊べるモードもあります。でも新規曲を遊ぶには一度、メインモードで曲を解放する必要があるので、そこは避けて通れなそう。まあそこまでボリュームが多いわけじゃないし、サラッと読めるので良いんじゃないかな。
モジュール(衣装)は今回も多数出現
ミクさんのゲームは毎回非常に多くのモジュールが登場します。同じキャラクターでもモジュールが異なると雰囲気がガラリと違いますね。
モジュールはメインモードを遊んでいるとランダムで手に入るのかな?(何回か同じ衣装が手に入ったのでランダム要素があるみたい。ちゃんと調べてないです、サーセン)。公式サイトを確認したところ、モジュールは300種類以上登場するみたいです。初代PSP時代のモジュールが39(ミク)種類だったから、とんでもない数に増えたなぁ。さすがにコンプリートは厳しそうだぁ……。
好きな人はとことんハマりそうなライブエディット
こういうの好きな人はとことん凝った作品を作りそうだなぁと思ったのがライブエディット。好きな楽曲で、カメラアングルやライトの当て方など、とことん自分好みにエディットしてPVを作ることができるモードです。こういうの、センスある人が作ると物凄い映像が出来てくるからなぁー。職人の力作をお待ちしております(他力本願)
定価8,000円という価格をどう見るかで評価が分かれそう
とりあえず4時間ほど遊んだ僕としては、期待していた通りの正常進化で、難易度の高い譜面を乗り越えた時の爽快感もちゃんと味わえる作品となっていたので、今回の出来映えには大満足。ただ、既に発売されたvita版のHD化ということもあり、正直「少し高いなぁ」と感じたのも事実です。
とはいえ実際にゲームを遊んでみると「あー、こりゃお金かかりますわなぁ」と思うことしきり。各楽曲のキャラの動きとか凄く良く作ってます。お気に入り曲にあげた「独りんぼエンヴィー」や「愛Dee」はニコ動などで原曲だけを聞いてみてもそこまで刺さらなかったのに、ゲームを遊んだらどっちも「かっけえ!」ってなったので、やっぱりフルプライス8,000円の値段が付くだけの価値はありますわ、これ。
追加楽曲の「Sharing The World」」と「Hand in Hand」も無料DLCとして公開してくれているし、しっかりとメーカー側はサービスしてくれてるんじゃないでしょうか。PSVR対応にもアップデートしてくれますしね。
価格に納得できるのであれば、今回の「初音ミク -Project DIVA- X HD」はしっかりとその期待に応えてくれる内容になっているんじゃないかな。とりあえず、とにもかくにもミクさんが可愛い。そう、それで良いのです。可愛いは正義。可愛ければ、あとはもうどうだっていいのです。
最後にフォトモードで格ゲーチックな写真を作ってみたのでオマケに。そういえばミクさんって色々コラボしてるけど、格ゲーには出て来たことないかも。ミクさんっぽい衣装を作ることはできそうだけど。やっぱ歌姫に暴力は似合わんっていうのがあるのかなぁ。
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