3DS『アライアンス・アライブ』体験版、感想とプレイレビュー。まさに王道ファンタジーRPGって感じ!
※2017年5月26日追記
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『アライアンス・アライブ』体験版の感想とプレイレビュー
6月に発売される3DSの『アライアンス・アライブ』、ちょっと見た目が好みで気になっていたので体験版をプレイしてみました。このご時世にオリジナルのRPGを持ってくるという心意気が素敵。そして3DSにもかかわらず、定価6,000円オーバーという強気設定で、かなりの大作の予感。
【アライアンス・アライブ】 2ndプロモーションムービー
【参考】
『アライアンス・アライブ』公式サイト
触った瞬間に気づく、夢中になって遊んだオーソドックスなRPG特有の懐かしさ
『アライアンス・アライブ』の世界に住む人々は、はるか昔に進行してきた魔族によって支配されています。人間は無闇やたらに命を奪われるわけではありませんが、魔族から常に威圧的な態度で扱われたり、酒場で頼める食事に差を付けられたりと、かなり抑圧されているみたい。また魔族の進行によって世界から「青い空」が無くなっているなど、かなりドンヨリしています。それでも一部の人間は、いつか魔族に反抗してやろうと、虎視眈眈と準備を進めているみたいです。
体験版の冒頭では、レジスタンスに所属する青年”ガリル”と、その幼馴染の女の子”アーシュラ”の2名で冒険を進めていきます。このアーシュラがかなり活発的な女の子で、ガリルはいつも彼女に振り回されっぱなし。この2人の会話のテンポがとても気持ち良く、素直にシナリオが楽しめました。物語が大きく動くシーンではキャラの表情がちゃんと描かれていて、臨場感も抜群。3DSだからボイスはついてないけど、個人的には気になりませんでした。テキストを読み進めるペースが自分で決められし、ボイス無しにもメリットはあるのです。
『アライアンス・アライブ』を遊び始めた瞬間、僕は子供の頃に夢中になって遊んだRPG特有の雰囲気というか、懐かしさを感じました。街があって、住人に話を聞いて、お店でアイテムを買って装備して・・・。少しづつ手探りで冒険をしていく感じがたまらない。
そして民家に入ったらタンスを漁るのがRPGの鉄則!『アライアンス・アライブ』でも、ちゃんとそこらへんは再現されています。しかしこの主人公、なかなか外道である。いや、平常時はめっちゃ普通の好青年なんだけどなあw
本作のパッケージ版は「紙の取扱い説明書」が同封されます。ソフト付随の電子取説やゲーム内のワードヘルプ機能などもあるのですが、それらの“存在に気付かない”場合があるので、紙媒体の取説も用意しました。通好みですが一応パッケージ版の限定特典です(※画像は制作中のサンプルです)#アラアラ pic.twitter.com/aCpKpQFOn3
— アライアンス・アライブ 公式 (@alliance_3ds) 2017年3月30日
これは公式ツイッターからの紹介ですが、パッケージ版には最近めっきり少なくなった紙の取り扱い説明書が付いているみたい。僕はゲームでパッケージ版を購入することが多いんですけど、最近のはパッケージを開けてもソフトとペラっとした紙(電子説明書の案内とチラシなど)が入ってるくらいでちょっと寂しい。電子説明書のほうが利便性が高いのは理解しつつも、こうして紙の説明書が用意されていると知るとちょっと嬉しいですね。
ダンジョン内では所々に頭を使うギミックが!
『アライアンス・アライブ』のダンジョンには所々に、『ゼルダ』のような感じで頭を使うギミックが用意されてました。謎解きは仕掛けを見た時に「あっ、こうすればいいのかな!?」と思いつくくらいの、ちょうど良い難易度。で、ギミックが思った通りにすんなり解けると気持ちいいー。
雑魚敵との戦闘には、シンボルエンカウントを採用しているのも個人的に嬉しいポイント。謎解きをしていてダンジョン内をウロウロしてる時の雑魚戦って「んもー、邪魔するなー!」ってなるじゃないですか。『ペルソナ5』を遊んでいた時にも感じたんですが、謎解き要素のあるダンジョンを遊んでる時は雑魚敵との戦闘をコントロールできるシンボルエンカウントのほうが快適だと、僕は思います。
戦いを通じて技が強くなったり、戦闘終了後にステータスがアップするユニークなバトルシステム
【アライアンス・アライブ】実機プレイ映像~バトルシステム編~ | with Subtitles Alliance Alive about Battle Systems
エンカウントの話が出たので、その流れで『アライアンス・アライブ』のバトルシステムについても触れていきます。『アライアンス・アライブ』のバトルは昔ながらのターン制バトル。ターンが回ってきたらキャラクターごとに行動を指示するっていう、おなじみのやつですね。その中にも、相手に合わせて武器を持ち替えたり、戦闘中に技が強くなったりと『アライアンス・アライブ』特有の要素もちゃんと用意されています。新技を覚えた時の攻撃モーションを見ると、テンションが上がるw
ただ、その技を使うためのポイント消費量が高くて、気軽に使えないのが気になりました。せっかくカッコイイ技が色々あるのにポイントが無いから、特に雑魚敵はAボタンを連打してひたすら通常攻撃を仕掛けるだけになっちゃう。まだゲーム序盤だから、回復手段が無いだけなのかしら。ゲームが進むとキャラクターは色々な特殊能力を覚えていくので、そこらへんを揃えたらもっと技が使えるようになるのかも。
それとバトルに2倍速、4倍速の機能が付いているのが良かった。というか正直、この倍速機能がなければ途中で折れたかもしれない。僕はRPGにおいてシナリオを重要視しますが、それと同じくらいゲームテンポも重要視してます。特に『アライアンス・アライブ』は携帯機のゲームですし、スリープ状態の本体をパっと開いて冒険をサクサク進められるのはありがたい。
体験版が配信されるまでノーマークだったタイトルなんですが、実際に遊んでみたらイラストや世界観の雰囲気がとても気に入りました。RPGが好きな人は一度プレイしてみると良さそうですよ!
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