「第2回ポケカ四天王決定戦」突撃レポート

1月8日、「第2回ポケカ四天王決定戦」というポケモンカードのイベントに参加してきました。抽選で100名だけが参加できるというこの大会に、なぜか当選してしまったのです。せっかく当たったわけだし辞退するのももったいないので、早起きして千葉県南船橋の会場まで行ってきたのです。

今回の大会には、アオギリ&ギャラドス（当たり散らす）デッキを持っていきました。このデッキ、非常にピーキーな構成で使いこなすのが難しいんですが、うまくハマるとめちゃくちゃ気持ち良いのが好き。

激闘の様子をダイジェストで

以下、予選の結果を簡単に。

【1戦目：お姉さん　「ジジーロンGX　&　ダストダス（ゴミなだれ）デッキ」】
初戦のお相手は「今日が公式戦、初めてなんです」と語るお姉さん。なんでも、ポケカを始めて僅か2ヶ月。それでも「なんでも経験！」と考え、この大会に参加したそうな。僕も始めて2ヶ月で横浜大会に突撃した経験があるので、なんとなく似てるなぁなんて思ってみたり。

試合は後攻2ターン目からアオギリが決まり、さらにコイキングが順当に4枚落ちてからは終始こちらのペース。お相手もベンチにヤブクロンがいるものの、ダストダスを立てることができずそのまま勝利。公式戦は池袋の大型以来やってなかったので、初戦勝ててホッとしました。

【2戦目：少年「よるのこうしんデッキ」】
2戦目のお相手は、小学2〜3年生くらいの、ちょっとぶっきらぼうな少年。それでもカードをシャッフルする手付きはガチ勢そのもの。思わず「シャッフル上手だね」なんて褒めると、「べ、別に…」と少し照れ臭そうに答えてくれたのが印象的でした。なんでい、可愛いとこあるじゃねえか。

試合は後攻スタート。順当に手札を減らしてからハイパーボール＞カプ・テテフGX＞ワンダータッチの流れでアオギリを決めようとするも、アオギリが山札に無い！2枚とも無い！！まさかのサイド落ちにポカーン。

少年に「アオギリ落ちた？w」と聞かれ、思わず苦笑してサイドカードを指差してしまいました。仕方なくプラターヌを引き、運良くロトム図鑑を引いてアオギリを復活させるも、「よるのこうしん」相手にこの遅れは痛く、サイドレースで追いつけないまま敗北。うーん、残念。

【3戦目：お兄さん「オーロットBreakデッキ」】

3戦目はお話上手なお兄さん。お相手がマリガン5連続というレアな事態に陥り、潤沢な手札で先行を迎えるも、カードが噛み合わず泣く泣くN。その後、次のターンにアオギリが決められる状況になったので、ターンを渡す。ところがお相手のバトル場にボクレーが立ち、「かくせい」を使ってオーロットが登場。グッズロックされたこちらは、アオギリが打てない状況に。

その後、事態を打開するカードがドローできず「どうぞ」「どうぞ」「どうぞ」と連続でターンを渡す。最終的にはバトル場に1匹だけ残っていたシェイミEXでスカイリターンを打って投了。なにもできず、完敗に終わりました。

グッズロックに当たったら仕方ないと割り切っていたので、この結果に悔いはありません。せめてもう1ターン猶予があったら、盛り返せたんだけどなあ。

【4戦目：少年「ダークライGX & カラマネロEXデッキ」】
今度は、おとなしそうな少年がお相手。2年目と同じくらいの年齢でしょうか。

バトルはカプ・コケコでスタート。初回の手札でバトルコンプレッサーが3枚もあったので、早々に必要なカードをトラッシュして準備完了。先行2ターン目にはアオギリを決め、さらに2個玉とハチマキもうまい具合に引け、お相手のダークライGXをギャラドスでワンパン。そのまま流れは変わらず、完勝。

バトル中は終始、口数が少なかった少年。それでもバトル後は近くで応援していたお父さんの所にそそくさと戻り、「ギャラドス、めっちゃ強かった！」なんて笑顔で話していたのが印象的でした。一方的な試合になっちゃったけど、楽しんでくれていたなら良かった良かった。

【5戦目：お父さん「ネクロズマGXデッキ」】
5戦目は、フレンドリーなお父さん。ほんと、ポケモンカードはユーザー層が広いなあ。

バトルは両者、カプ・コケコでスタート。2ターンぐらい、細かく削り合うも、3ターン目からこちらのアオギリが決まり、優勢に。お相手はコケコやオドリドリで、こちらのベンチにいるテテフとシェイミを削るも、バトル場のギャラドスを抑えきれない状況。そのままターンが進み、残りサイド1枚まで追いつけたところで事件発生。

「センパイとコウハイ」をドローしたお相手が、レスキュータンカと2個玉を山札からドロー。そのままトラッシュからネクロズマGXを加えバトル場と交換。「次元の谷」が出ていたこともあり、ブラックレイGXが発動して、こちらのテテフとシェイミがお亡くなりに。サイド4枚取りというロマン技を決められて、逆転負けしちゃいました。

うーん、これはお見事。ブラックレイGXという技の存在に頭が回ってませんでした。ベンチのシェイミに10点だけダメカンが置かれた時に、気付けたら良かったんだけど。そしたらブロアーを引きにいって「次元の谷」を破壊したり、シェイミをスカイリターンで手札に戻すというという行動もできたはず。完全に経験不足が露呈しちゃいました。勉強になった！

そんなこんなで3敗北しちゃったので、予選は終了。カードゲームって、普段の生活だと出会わない人とお話できるからめっちゃ面白い。また機会があれば、行きたいなあ。