『サトコとナダ』文化って違っているから面白い。


『サトコとナダ』_感想

本屋さんで気になってた『サトコとナダ』

本屋さんで平積みされてて、ずっと気になってた『サトコとナダ』を読みました。アメリカの大学に留学した日本人の「サトコ」は、サウジアラジアの女の子「ナダ」とルームメイトになり、ひとつ屋根の下で暮らし始める、というストーリー。4コマなので読みやすく、「へぇ〜、そうなんだ〜」と思うことも多々。うん、これは面白いかも。

【『サトコとナダ』はネットでも読めます】
『サトコとナダ』公式ページ

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1日5回のお祈りを「不自由」と見るか、「自由」と見るか

僕がこの本を読んでいて、1番印象に残ったのが、ナダが1日5回のお祈りをしているシーン。サトコは彼女に対して「1日5回のお祈りは大変だね」と気遣いますが、ナダは「大変?それはちがうわよ」と一蹴。彼女にとってお祈りは、いろんなことから1人になって、神様を近くに感じられる時間であり、お祈りの後は清々しい気持ちになると言うのです。

僕たち日本人は、1日5回もお祈りする習慣はありませんし、何を着ても何を食べても自由です。なのに、どうして日々の生活で窮屈さや不自由さを感じる人が多いのでしょう。様々な慣習の元で暮らすナダのほうが、よっぽど自由に見えます。

僕は最近、「とにかく毎日の暮らしをシンプルにしたいなあ」と考えています。好きなタイミングに好きなことをして生きていきたいなあと。ログインボーナスに誘惑されて遊ばないゲームを数分だけ起動させたり、ポイント●倍という文字に釣られて大して欲しくもないモノを買ったりする癖を、どうにか治したいのです。

「人生をリセットしたい」というのとはちょっと意味合いが違うけど、ゴチャゴチャと積み重なったものは1度整理しないといけないのかもしれません。『サトコとナダ』を読んでたら、ふとそんな気持ちになりました。

少しづつ、変えていけたら良いなあ。

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洋菓子

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本職はゲームライター。お仕事とは別に、個人の趣味でゲームの話題に触れていくブログ「その日草子」を運営中。大作RPGから格ゲー、ギャルゲーまでジャンルを問わないアラサー♂。けどホラーだけは苦手。お気に召した記事やお役に立てた記事があればシェア頂けると喜びます(・ω・)
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