【ポケモンGO日記その1】初めてのポケモンGO
世の中におけるポケモンGOの盛り上がりは異常だ。確かにポケモンGOのPVを初めて見たときは、ゲームと現実世界の境目がまた一つあやふやになってワクワクしたけれど、まさかこれほどまで世間がポケモンGOに熱狂するとは思わなかった。みんなそんなにポケモンが好きだったんだなー。
もちろん僕もポケモンGOの国内配信を心待ちにしていた一人。ところが配信された最初の週末は第二次PSVR予約戦争やらスプラトゥーンのラストフェスやらで忙しかったので、すっかり出遅れてしまった。今週からせっせと遊び始めて、まだレベル5になったばかりの新人ですが、チマチマとポケモンを捕まえております。
僕の家は小さな公園に面していて、ちょうどそこがポケストップに設定されていた。ポケストップはポケモンを捕まえるのに必要なモンスターボールなどのアイテムが獲得できる場所のこと。アイテムは5分毎に復活するので、嬉しいことにモンスターボールには困ることなくゲームを進めることができそうだ。
ポケモンGOを起動してぐるりと自宅周辺を見回すと、遠くに高い建物がいくつか見えた。あれはポケモンジム。近所に住むポケモントレーナーが自慢のポケモンを配置している場所だ。まだちゃんとポケモンGOのルールについて調べていないからあやふやだけど、どうやらポケモンバトルに勝つと、ポケモンジムに自分のポケモンを配置できるらしい。で、配置している間が長いほどポケモンをゲットしやすくなるアイテムが買えるコインが貰えるそうな。
ぼんやりと近所のポケモンジムを眺める。午前中はそこにカビゴンが座っていたのに、夕方確認したら別のポケモンになっていた。きっと僕の知らない間に熱いポケモンバトルがあったのだろう。なんだかとてもワクワクする。あのポケモンを育てているのは誰なんだろう。僕と同じような熱心なゲームファンかもしれないし、ポケモン好きな子供を持つパパさんかもしれないし、近所のスーパーで月1で開かれる特売日に必ず現れる見慣れたオバチャンかもしれない。そんなことを考えるだけで物凄く楽しい。僕はなによりも、ゲームが日常に溶けていく瞬間が一番好きなのです。
僕は自分のバックにゴソゴソと手を入れて、手持ちのポケモンを確認してみた。ドードー、クラブ、トサキント……。ゲームで遊んだポケモンの経験から言うとお世辞にも戦闘向きとは言えないポケモンばかりだ。唯一、最初にゲットしたヒトカゲだけは主力になりそう。最初はこいつを育ててみようかな。
昨晩、寝る前にモンスターボールを貰っておこうとポケモンGOを起動。ついでに例のポケモンジムを確認すると、そこにはまたカビゴンがドヤ顔で座っていた。リベンジに成功したのかな。おめでとう。どこの誰かは存じませんが、おめでとう。待ってろ、すぐにその席を奪って差し上げますわ。……なんてね。
そんなわけで、こんなビッグウェーブに乗らないわけにも行かないのでポケモンGOに参戦します。いつまで続くか分かりませんがせっかくなので日記も書きます。このゲームは世間で言われている通り色々と課題は残っているものの、可能性に満ち溢れていることは間違いないです。このゲームならではの良い体験が出来るといいなぁー。
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