プロゲーマー、ボンちゃんのインタビューが読み応え十分。EVOに向けての意気込みを語る。
プロゲーマー、ボンちゃんのインタビューが公開
近々ラスベガスで格ゲー最大のお祭りイベントEVOがあって、世界中のプレイヤーがラスベガスに集結してるんですが、日本からEVOに参加するプロゲーマー、ボンちゃんのインタビュー記事が公開されてました。
読み応え十分の良記事で、格ゲー好きなら読んでて面白いと思います。
【参考記事】
『ストV』で活躍するレッドブルアスリート“ボンちゃん”インタビュー! ストイックに取り組むその志を紐解く【EVO2016】(1/4)
●レッドブルアスリートのボンちゃんに密着
2016年7月15日~17日(現地時間)にアメリカのラスベガスにて開催される世界最大規模の格闘ゲーム大会“EVO2016”。ファミ通.comでは、格ゲー好き編集者の豊泉三兄弟(次男)が、EVO2016に参戦するレッドブルアスリートのボンちゃん選手の密着取材を行う予定だ。本稿では、渡米前のボンちゃんにインタビューを敢行。アマチュア時代からプロ契約、そしてEVO2016への意気込みまでをじっくりと語っていただいた。
2000年前後のカプエス2、ギルティ時代からスト4、スト5までの歴史が感じられる
カプエス2は僕も大好きなゲームで地元の上級者たちにフルボッコにされながらもよく遊んでいました。あの頃はゲームで賞金とかプロ制度とか夢にも思わなかったけど、そこから15年くらい経って今ではプロゲーマーが普通に存在する時代になったので、一つの文化が発展する軌跡が体感できて幸せに感じます。
記事内に出て来た新宿モアは閉店前に一度だけ訪れたことがあったかな…。2007年ぐらいの記憶なのでカプエス2とかはさすがに流行ってませんでしたが、新宿の一等地にあるためアクセス抜群の良いゲーセンでした。
強すぎる人たちが集まり”魔境”とまで言われた池袋サファリもスト4時代に行ったことがあります。そこで初めてウメハラさんが操作するユンと対戦できたのですが、自分(ディージェイ)が立ち回りで撃った弾にドンピシャで飛ばれて幻影陣からのセットプレイで瞬く間に倒された時は、思わず自分のプレイヤーネームを”ヤムチャ”に変えようかと思った次第です。
あんな環境でボンちゃんは勝ててたというんだから、そりゃ強いはずだわ…。
プロゲーマーは決して楽なんかじゃない
まだまだ「ゲームでお金貰えるなんて楽でいいね」なんて偏見が多そうですけど、ぶっちゃけお金稼ぎたいだけなら普通に仕事したほうがよっぽど楽です。普通のお仕事は働いたらその分だけお給料が貰えるので。
プロゲーマーの面々は、今回のボンちゃんの言葉を借りるなら、
ゲームをプレイするのは8時間くらいですね。『ストIV』のころは10時間くらいやっていることもあったんですが、『ストV』は集中力の切れたプレイの意味がなさすぎるんですよ。
(中略)
だから、集中を切らさずに、いかに疲れないで長時間練習するかというのが、いま大事にしている部分です。それに加えて、動画を2時間くらい見て研究しています。理想を言うなら、4時間ゲームして2時間身体を動かすトレーニング、それからまた4時間ゲームをして、最後の2時間で動画を見るというサイクルですね。
といったように、一日仕事をしてさらに終電レベルまで残業してるくらいの時間を費やしてるわけです。そこまでゲームをやり込んでもなお大会で勝つ保証なんてどこにも無く、決してプロゲーマーは楽ではないということが分かります。普通に仕事したほうが絶対楽です。
こういうインタビュー記事はどんどん増やしてほしい
プロゲーマーの対戦動画は見る機会増えてきましたけど、プレイヤーが何を考えどんな動きをイメージをしているかを知る機会はまだまだ少ないので、こういったインタビュー記事はどんどん増えてくると嬉しいなぁ。
Twitterでも多くの方が「EVOに向けて出発したよ」なんて投稿してましたし、格ゲー界はしばらくEVOの話題で持ち切りになりますね。
現地に向かう方は良い旅を! 選手の皆さんには幸運をお祈りしますー!
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