「黄金のアフガニスタン」展に行ってきました。
黄金のアフガニスタン展に行ってきました。
天気も良いのでたまには出かけますかと、東京国立博物館で開かれている「黄金のアフガニスタン」展に行ってきました。館内の様子や混雑状況なんかも書いておくので、行こうかなーと思ってる方の参考になれば。
アフガニスタンは古くから「文明の十字路」といわれるように、さまざまな地域から人々が集まり、多彩な文化が華開いた地域です。そこでの人々の営みは、悠久の歴史が刻まれた数々の遺跡や遺物が雄弁に物語っています。
本展覧会では、紀元前2100年頃から紀元後3世紀頃までに古代のアフガニスタンで栄えた文化を、4つの遺跡から出土した名宝によってご紹介します。なかでもアフガニスタン北部のティリヤ・テペから出土した煌びやかな黄金製品の数々は日本初公開で、その輝きは多くの人々を魅了することでしょう。
会場はそこまで混雑してなかった
当日は土曜日の午後3時頃に付いたのですが、会場はそこまで広くなくゆっくり見ても1時間半〜2時間もあれば全部回れると思います。館内は特に並んでいるわけじゃなく、見たいものに人がワラワラ集まってみる形式をとっているので小さいお子さんはちょっと辛いかもしれません。
会場は2階建てとなっており、1階>2階>1階という順路を踏みます。建物内の階段もゲームに出てくるような立派な洋館のそれなので、階段を昇るだけでテンションが上がっちゃう。車椅子など階段を昇ることが難しい方向けに館内にはエレベーターもありますのでご安心を。
命がけで守り抜かれた宝物がズラリ
「黄金のアフガニスタン」展覧会に行くまで僕も詳しくなかったのですが、アフガニスタンは元々「文明の十字路」と呼ばれており、様々な文化が混じり合う土地だったようです。確かに展示されていたお宝も、ギリシャ神話や仏教などいろんな要素が混じった初めてみる模様がいっぱいありました。
これらのお宝は長くアフガニスタン国立博物館で展示されていましたが、内戦によって博物館も破壊されてしまい焼失の危機に陥ったそうです。そこで博物館員はお宝を守るため、秘密裏に大統領府の地下室に運び込み、その存在を誰にも明かしませんでした。そのお宝は2004年、まさに14年振りに存在が世間に公表され、現在は世界各地で展示されているそうです。なんとまあ、ロマン溢れるお話であること。
「黄金のアフガニスタン」展は6月19日まで、東京国立博物館でやってます。こんなお宝滅多に見れないので、気になる方は足を運んでみてはどうでしょう。
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