どうして今更パズドラを始めようと思ったのか。


 

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ここ数年、言葉通り爆発的に普及したソーシャルゲーム。携帯電話という、誰もが持つようになったデバイスを舞台に一気に広まったその勢いは、もはや圧巻という言葉ですら物足りない。ソーシャルゲームについては賛否両論が激しいし、従来のコンシュマーゲーム大好きな僕の立場ではモヤモヤとする所も正直あるけれど、個人的に評価したい所もある。

その中でも一番に挙げたいことは、ゲームの話をする人がたくさん増えたことだ。僕はゲームを遊ぶのはもちろん好きだし、それと同じくらい誰かとゲームの話をすることが好きだ。極端な話、芸能人の誰がどうしたとか、身近な人間が誰と付き合ってるらしいとか、職場で誰が辞めそうだとか、そういった話にはあまり興味がない。それよりもゲームの話がしたい。昨日どんなゲームを遊んで、どんな苦労があって、どんな方法で達成して、どんな理不尽な思いをしたか、そんな話をしたい。そんな話が聞きたい。

会社に就職活動で来るときも、どんな資格を持ってどんな職歴があって、それから志望同期があって―――とか、そんなの書かなくていい。そんなことを書くスペースがあるのなら、これまでにどんなゲームを遊んで、どんなことを感じたのか、そんなことを書いて欲しい。無茶なことだとは百も承知だけど、僕はそれくらいゲームの話をすることが好きだ。

ソーシャルゲームはゲームに触れる人々を増やしてくれた。一部で”ポチポチ”と揶揄されるそれをゲームと呼んで良いのか、少し微妙な思いはある。けれども、ボタンを押してなんらかの事象が発生して気持ちが上下するのならそれはゲームだとも言って良いとも思う。

そんなソーシャルゲームの中でも、パズドラの存在感は圧倒的だ。電車に乗って周囲を見渡せば、大抵誰かがパズドラを遊んでいる。僕が務める会社の中でもパズドラを遊ぶ人は多く、新卒入社の営業マンから、部署をまとめる事業部長まで幅広く遊んでいる。そして彼らは「オーディンがどうの~」だの、「ゴッドフェスがどうの~」だの、僕の知らない単語を楽しそうにやり取りしているのだ。羨ましい。ああ、羨ましい。そして悔しい。普段ゲームをやらない彼らが楽しそうにゲームの話をしているのに、僕がそれを理解できないなんて! 混ざりたい。その楽しげなゲーム話に僕を混ぜてくれ~~~。

だから、今更かもしれないけれどパズドラを始めてみた。ただ随分と遅れたスタートだし、ガッツリと攻略サイトを見ても先人の足跡を追いかけるだけの作業になりそうな気がした。流石にそれはちょっと嫌だ。そこで今回パズドラを遊ぶにあたって、ひとつルールを設けることにした。それは攻略サイト等を見ないこと。これだけ周りにパズドラで遊ぶ人がいるのだから、何か疑問があったら調べるんじゃなくて、誰かに聞いてみよう。それがより多くの人とゲームの話ができるキッカケになれば、凄く楽しい気がする。

というわけで、僕のペースでパズドラを遊んでみます。パソコンが新しくなって快適にブログを書けるようにもなったので、気軽に更新できたらいいなあ。

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洋菓子

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本職はゲームライター。お仕事とは別に、個人の趣味でゲームの話題に触れていくブログ「その日草子」を運営中。大作RPGから格ゲー、ギャルゲーまでジャンルを問わないアラサー♂。けどホラーだけは苦手。お気に召した記事やお役に立てた記事があればシェア頂けると喜びます(・ω・)
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