2016年7月23日PSVR予約再開レポート〜PSVR狂走曲〜


PSVR_予約レポート

PSVR再開!からの予約成功!

PSVRの予約再開日となった2016年7月23日。前回の予約戦争の際は完敗したので、今回は気合いを入れて行動した所、余裕でPSVRの予約に成功しました。これで…これでサマーレッスンを遊ぶことができる……! 青春を取り戻すことができる……!!

今回の予約成功に至るまでのレポートについて、色々書いておこうと思います。

【スポンサーリンク】

PSVR予約再開の前日、各店舗の受け入れ状況を確認

前回の予約戦争ではアマゾンなどネットショップでの予約は文字通り”瞬殺”で、今回も予約は難しいと判断。最初から実店舗に狙いを絞って行動することに決めていました。

そんなわけで大手電気屋御三家である、ヨドバシ、ビック、ヤマダのPSVR予約受け入れ状況を確認。ヨドバシは前日から徹夜組を受け入れる完全先着順、ビックは抽選販売と判明していましたが、ヤマダはどのように対応するかの情報がネットには出ていませんでした。

予約再開前日の夜19時頃、池袋のヤマダ電気総本店に電話で確認。すると250台ほどの在庫を用意していて先着で予約を受け付けるとの情報をゲット。この情報がネットに出ていないヤマダ電気はライバルが少ないと判断し、予約再開日当日の始発でヤマダに突撃することを決め、夜を迎えます。日付が変わった午前0時、アマゾンなどで予約再開していないことを念の為確認してから寝ました。

予約日当日。始発電車の雰囲気がいつもと違う

仮眠を3時間ほど取った後、始発電車に乗って池袋に向かいます。目的地に近づくにつれ電車内は混み始め、中には「この人、まさかPSVR狙いか……!?」と思える人もチラホラ。そして電車が池袋のホームに到着すると、一部の人たちがダダダッと一斉に駆け出します。

(やはりこいつら、PSVRが目的……! それもかなりのガチ……!!)

なんて少年マンガ風にシリアスな顔を作ってみるも、既に先発隊は改札を抜け更に猛ダッシュ。個人的に改札を抜ける際にジャンプしながらパスモをタッチする方がいて、そのあまりの迫力に吹き出してしまいました。

さすがにそこまで全力ダッシュする勇気は僕には無かったので、”冷静なオトナ”を装った早歩きで僕も追いかけます。午前5時前、ヤマダ電気前に到着。しかし店の前には10人ほどしかおらず、いささか拍子抜け。後の情報で分かったのですが、猛ダッシュしていった彼らは池袋駅で乗り換え、新宿や秋葉原に向かったようです。ヤマダ電気での入荷数は250程度と聞いていたので、この時点で勝利を確信しました。

PSVR_予約レポート

整理券が配られるまで、ただひたすら待つ。待つ。待つ!

とりあえず店の前で時間を潰そうとしたところ、既に待っていた方々から「VRですか?」と声を掛けられ、「そうです」と答えると、「ようこそ!」と熱烈な歓迎をされました。さらには「いやあ、今日は宜しくお願いします」と握手を求められるカオスな状況。この時かなり眠かったので一瞬頭が状況に付いて行かなかったのですが、なんでも彼らは前日夜から待機していて、長時間待ってる間に仲良くなったとのこと。こういうのも予約戦争の醍醐味だよなぁと思いながら、最後尾に並びます。

黙って並ぶのも退屈なので、隣の方と軽く情報交換。

「いやぁ、新宿や秋葉ヨドバシは既に100人以上行列が出来ていると聞いて焦ったんですが、こっち(池袋ヤマダ)は全然余裕でしたねー」
「そうですねー。こんな余裕だったら始発じゃなくて、もう少しゆっくり来ても良かったですねー」

ちなみにこんな会話をした彼は後に格ゲー好きと発覚。同じく格ゲー好きな僕とすっかり意気投合し、初対面でありながら4時間延々とゲームの話に付き合ってくれました。おかげで待ち時間、退屈せずに済みました。超助かりました。ありがたや、ありがたや。

どんどん行列が伸びていく。

その後もどんどん行列は伸び続け、午前7時過ぎの時点で100人は並んでいたでしょうか。警備員さんの話ですと、前回のPSVR予約の際は午前8時過ぎの段階で行列が300人近くになり受付を締め切ったそうです。

物凄く印象的だったのが、中国人観光(?)客の方々の存在でした。店の近くに観光バスが止まると、団体のお客さんが一斉に降りて来て並ぶのです。思わず”圧”を感じてしまった僕を含む始発組は「やっぱり早起きして良かったね」とお互いに顔を見合わせるのでした。

ちなみに一度行列に並ぶと、前後の方の同意を得ればトイレや買い物なんかで列から離れることが可能でした。ここらへんはお互い様って感じですね。僕も地面に座りっぱなしはキツかったので、時折列を離れては飲み物を買いにいったりして気分転換してました。

長かった戦いの終わり。そして新たなる戦い。

行列に並ぶこと4時間。長かった戦いに終止符が打たれた午前9時、無事にPSVRの予約整理券をゲット! 整理券さえ貰ってしまえば、あとは当日中に会計を済ませるだけなのでもう安心です。

PSVR_予約レポート

ちなみに午前9時のタイミングでアマゾン等のネットショップにアクセスしてみたのですが、案の定サイトに繋がらずそのまま予約終了…。実店舗に行ける方であれば、面倒でも早起きしたほうが確実にPSVRを予約することができそうです。

ゴールまで共に過ごした戦友に別れを告げ、朝食でも取ろうかなと思った矢先のこと。ビックカメラでもPSVRの予約抽選受付が始まったことを知ります。そんなとき、ふと地元の友人のことを思い出しました。僕の地元、秋田県にはPSVR予約を受け付けるリアル店舗が存在しないため、PSVRを手に入れるには予約困難なネットショップでの戦争を勝ち抜く必要があります。まあ勝利は厳しいだろうなと思い、電話することに。

「もしもし。私だ」
「おう、どうした。ちょっと今忙しいから手短かに頼む」
「PSVR、欲しいか?」
「は?」
「今日、PSVRの予約受付日でワイの分はゲットした。抽選でワンチャン、もう1台ゲットできるかもしれん」
「ふむ」
「5万するけど欲しいか? もちろん定価でいい。エロバレーもVR対応してるで」
「ヨロシクオネガイシマス」

わずか1分で商談成立。みんな大好きエロバレー。というわけでビックカメラに移動して抽選の受付を済ませます。結果が分かるのはお昼12時なので、それまで合流した嫁ちゃんと適当に時間を潰すことに。

「嫁よ、これがPSVRの予約に成功した旦那の顔です。よく覚えておきなさい」
「わかったからドヤ顔でこちらを見るの、止めていただけますか」

……長くなったので結果は完結に。結局、池袋ビックカメラの抽選受付をした人は250人ほどいて、全員が当選してました。新宿や有楽町でもほぼ全員が当選したとのこと。前回の予約戦争でも当選率の高さが話題になったビックの抽選ですが、今回はそれ以上に余裕だったみたいです。良かった良かった。

PSVR_予約レポート

やはりリアル店舗は強かった

正直始発で行くことに少しだけ迷いのあった今回のPSVR戦争ですが、前回予約できなかった時にモヤモヤしてしまったことも事実でして、今回行動して良かったと思います。

相変わらず過熱気味なPSVRですが発売までまだ2ヶ月以上ありますし、また追加予約もあるかと思います。ゲームファンの端くれとしては、適切な値段でPSVRが欲しい人に行き渡ることを願いつつ、今回のレポートを終了とします。

乱文へのお付き合い、ありがとうございました。予約できた皆様に素晴らしいVR体験があることを!

関連記事

The following two tabs change content below.
洋菓子

洋菓子

本職はゲームライター。お仕事とは別に、個人の趣味でゲームの話題に触れていくブログ「その日草子」を運営中。大作RPGから格ゲー、ギャルゲーまでジャンルを問わないアラサー♂。けどホラーだけは苦手。お気に召した記事やお役に立てた記事があればシェア頂けると喜びます(・ω・)
スポンサーリンク